印刷時報株式会社「印刷ジャーナル」取材記事掲載

ダックエンジニアリング株式会社のインライン検査装置に関する記事が｢印刷ジャーナル／印刷時報株式会社発行｣に掲載されました。

弊社では、豊洲工場の5台のオフセット印刷機のすべてに、ダックエンジニアリング株式会社のインライン検査装置｢Trinity Well｣を設置し、それをデジタル画像ファイリングシステム｢Gallery｣と連動させることにより、品質のトレーサビリティや印刷欠陥の改善点の洗い出しに活用しております。さらに、用紙全量の紙端にナンバーを印字する｢IJP番号追跡システム｣を取り付けたことにより、排除処理を確実に後工程へ繋ぎ、高度化するお客様からの品質ニーズと納期短縮に対応しております。

弊社がインライン検査システムを初導入いたしましたのは2011年1月。小森コーポレーションの菊半裁H-UV5色オフセット枚葉印刷機に、ダックエンジニアリングのインライン検査装置｢Trinity Well｣を搭載したことに始まります。
弊社では化粧品や車関係など品質に非常に厳しい仕事が多いので、印刷の全量検品が可能なインライン検査システムが必要であり、今年5月までに四六全4色印刷機、四六全H-UV5色印刷機、菊全5色印刷機等、全5台に相次いで同検査装置システムを設置いたしました。
｢Trinity Well｣はカメラの分解性能が高く、0.5mm未満単位の微細な検査が可能で、感度調整のレベルもかなり高めに設定しておりますので、インキ飛びやヒッキー、色むら、水だれなどの細かな欠陥も見逃さずに検出することができます。さらに｢Gallery｣との連動により欠陥の傾向を確認することができるので、欠陥の傾向が偏っていればその問題点を機長にフィードバックして、改善の糸口を見つけるというアクションを行っております。

さらに2013年7月には、印刷機のフィーダー部に取り付けたインクジェットプリンタにより、用紙全量の紙端にナンバー印字を行う｢IJP（インクジェット番号追跡システム）｣を導入し、NG用紙の管理をはじめ、排除処理を確実に行った上で、後加工につなげることが可能となりました。
今後は、インライン検査装置のインフラを使った｢濃度測定システム｣の導入も検討いたしております。

今後もハイクオリティと短納期を高いレベルで両立させ、お客様にとってのオンリーワン企業を目指してまいります。
今後ともより一層ご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。




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