日本印刷新聞社「日本印刷新聞」インタビュー記事掲載
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弊社の本機校正サービスについてのインタビュー記事が掲載されました。
弊社では2001年、本機校正用途として菊半の4色印刷機を導入いたしました。
その後の2003年には、B全の4色平台校正機も導入しております。
これは、既設の単色の平台校正機では、トラッピングが本機と異なってしまうということと、単色機では4色ものの繰り返し精度やグレイバランスの再現が困難であったため、色にシビアな交通広告等の仕事をこなすために導入したものでした。
2008年には豊洲工場を開設し、四六全5色オフセット印刷機を導入して、本格的に大判の本機校正と同一機印刷という、最も好ましい姿となるように注力することにいたしました。この豊洲工場では、24時間近場で四六全までの本機校正ができることでご支持をいただき、2010年には四六全(4色)機をもう1台入れることとなりました。
弊社では、高精度な本機校正や、印刷立ち合いが必要な難しい仕事など、手のかかる仕事もスムーズにこなせる体制を構築し、製版からのカラーマネジメントも、紙質だけでなく、用紙銘柄ごとにプロファイルを作るなど徹底いたしております。
色に厳しい仕事では、印刷工程でトラブルになると損害が甚大ですので、たとえ簡易校正よりも高くついたとしましても、本機校正によりトータルでのコストダウンをご提供できているかと思います。
また、この夏には四六全5色機をUV化し、より一層の短納期を目指しております。
濃く刷っても裏移りしないことは大きなメリットですから、今後は厚紙のパッケージの仕事などにもご対応いたします。油性の本機校正の仕事も変わらず多くご用命いただきますので、今年のはじめには油性の菊全5色機も増設いたしております。
今年導入した印刷機としては、液体トナーデジタル印刷機のインディゴ(HP indigo 5600)があります。こちらはオフセットに近い仕上がりが実現できる印刷機で、小ロットのコストパフォーマンスに非常に優れております。今後は1枚や10枚、20枚といった単位の印刷物でも、オフセット品質で低価格でご提供することが可能です。
このように、印刷がデジタル化されていく時代におきましても、後加工でキズが一つでも入ってしまったら印刷も台無しになってしまいますので、当社のような「アナログ技」でも仕事をこなさなければならない領域がまだまだ多く存在いたします。デジタル・アナログを含め精度を高め、今後もより一層の深化を遂げていく所存です。
<本件に関するお問い合わせ先>
セントラルプロフィックス本社/営業部
TEL:03-3555-0671(代)FAX:03-3555-3377
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